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やってしまいました。
後半39分までリードしていた試合。

前半は互角といえば互角。中村俊輔選手のラッキーな得点もありましたが、
あれをファールに取ってくれる審判のほうがよかったのかもしれません。

オーストラリア陣内で、ことごとく後ろからのタックルで倒れる日本選手の
姿が痛々しく感じられました。
にもかかわらず、ゴール付近でのFKはほとんどありませんでした。
日本のプレイスタイルにはあのエジプトの審判は合わなかったということでしょう。

そんなことを嘆くよりも、決めるべきところを決めるないと。ということは
よく言われることですが、結果を見るとこの試合もそういうことなのでしょう。
やはり緊張なのでしょうか、パス、クロスの精度がところどころいつもよりも
見劣りしましたね。

そして、選手の起用法の明暗が出てしまった試合でもありました。
日本のジーコ監督はここまで、うまく言っている限りは、システムをかえる
選手起用はしない監督でした。が。本番にきて、なぜかポリシーを変えて
しまいましたね。
体調が気になったのでしょうか、FWの柳沢選手に代えて、MFの小野選手。

後半に入ると、好セーブ連発のGK川口に助けられつつも、なんとか
うまい試合運びをしていた日本。
普段とは違う精神状態で臨むワールドカップの舞台で、恐らくは、普段よりも
疲れ方が激しいことは想像に難くないですが、それでも、練習で何度も
反復することによって、オートマティックに身体は動いていたことと思います。

そこに攻めに重点を置くシステム変更を伴う小野選手の投入。3バックは
3バックのままでしたが、システムの変更で、選手たちはどう動いたらいいのか、
ほんの一瞬ですが考えてから行動するようになりなす。
そして、その一瞬のためらいが徐々に重なり、少しずつリズムがおかしくなって
いったように見えました。
一方、オーストラリアの選手交代は、フレッシュなFW選手の起用でした。

そして、オーストラリアの得点は全て、結果的には、交代で入った選手によって
もたらされたものでした。

本当は得失点差を考えると3点目を与えてはいけなかったんですが、でもまあ、
点を取りにいっての失点ですし、1点目もミスと言えばミスですが、
好セーブ連発の川口ですから、彼のミスをカバーできなかった上での失点は
残念ですがしょうがないでしょう。
でも、2点目は是非とも防ぎたかったですね。シュートしたケイヒル選手に
誰もアプローチに行ってませんもんね。

ということで、最後の最後に派手な逆転負けを喫してしまった日本代表ですが、
技術力は世界に通用すると思うので、その技術力を十分発揮できるような
精神状態で、次戦に臨んで欲しいのもです。

ちなみに、32カ国が参加するようになって、つまり、予選リーグの1位2位が
自動的に決勝トーナメントにすすむようになってからの統計データ。

<決勝トーナメントにすすむ確率>
初戦勝利  87%
初戦敗戦   4%


and Peace!
by hajimechan74 | 2006-06-13 01:26 | スポーツ
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