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鈴鹿8耐
それまでの長雨もレースウィークに入ると影をひそめ、晴天の中の通り雨はあるものの、向かえた決勝当日7/30(日)には、雨もなく夏の太陽が容赦なく照りつける。
定刻11:30、コースの反対側でチームメイトが支えるマシンに向かって駆け寄るライダーたち。ル・マン方式での鈴鹿8時間耐久レースのスタートが切られた。
その直後、73,000人の大観衆は、オープニングラップに待ち受ける波乱を目撃することになる。

1コーナー、ホールショットを奪ったのはHONDAファクトリーチーム、7セブンスターホンダ7の清成龍一。以下、778伊藤真一、11岡田忠之とHONDA勢が続く。
その1コーナーに続くS字コーナー。19モリワキMOTULレーシング森脇尚護が55新垣敏之に追突され転倒。さらにヘアピンでは、9亀谷長純と、YAMAHAのエースチーム、45YAMAHA BLUE RACINGコリン・エドワーズが接触して転倒。再スタートした、MotoGPでもおなじみのコリン・エドワーズだったが5周目のスプンカーヴでコースサイドにマシンを止めることとなる。
96年の優勝以来、10年ぶり5度目のYAMAHAの優勝を期待され、久しぶりにコンビを組んだコリン・エドワーズ、芳賀紀行組だったが、芳賀に至っては一度も走ることなく、早々に姿を消すことになってしまった。

世界耐久チャンピオンチームの1スズキカストロールチームは、北川圭一が金曜日に現役引退を表明。日本のファンの前にその雄姿をみせるのはこれで最後となったが、ヴァンサン・フィリップの2回の転倒に続き、北川自身も1度の転倒を喫する。両者とも転倒の原因が判らないという「24時間レースではあり得ない」(両者談)出来事のため、期待されたレースであったが、38位フィニッシュとなった。
「最後の走行が終わったときのスタンドからの大歓声は、いまも耳に残ってます。感傷的になるのはイヤなんだけど、ちょっとホロッときました。あと24時間耐久をふたつ、全力でがんばってきます!」北川圭一はこのあと、その24時間レースを2回走る予定。

レース序盤快調にトップを走っていた7セブンスターホンダ7の清成龍一であったが、16周目に突然のピットイン。この隙に778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team伊藤真一がトップにたつと、そのまま危なげなく、パートナーの辻村猛とともに8時間、214周を走りぬき、悲願の優勝を果たした。

KAWASAKIの最上位は8位に入った5TRICK☆STAR&B-LINE 鶴田竜二、松戸直樹組となった。

決勝結果---順位 車番 class チーム名 (ライダー) マシン

1.#778 XX-F Div.1 F.C.C.TSR ZIP-FM Racing Team(辻村猛/伊藤真一)HONDA CBR1000RR
2.#101 JSB TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO(小西良輝/安田毅)HONDA CBR1000RR
3.#12 JSB ヨシムラスズキwith JOMO(青木宣篤/渡辺篤)SUZUKI GSX-R1000
4.#11 JSB セブンスターホンダ11(出口修/岡田忠之)HONDA CBR1000RR
5.#7 JSB セブンスターホンダ 7(清成龍一/玉田誠)HONDA CBR1000RR
6.#04 JSB 仮面ライダーカブトHonda DREAM RT(山口辰也/徳留和樹)HONDA CBR1000RR
7.#18 XX-F Div.1 チームヨシハル四日市&K1RACING(須貝義行/Joshua BROOKES)HONDA CBR1000RR
8.#5 XX-F Div.1 TRICK☆STAR&B-LINE(鶴田竜二/松戸直樹)KAWASAKI ZX-10R
9.#48 XX-F Div.1 F.C.C.TSR ZIP-FM Racing Team(手島雄介/鎌田学)HONDA CBR1000RR
10.#07 SBK #07 YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM#07(YART)(Igor JERMAN/Gwen GIABBANI/Sebastien SCARNATO)YAMAHA YZF-R1



and Peace!
by hajimechan74 | 2006-07-31 17:38 | スポーツ
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