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『マリー・アントワネット』  『パプリカ』
映画の日にからんで、『マリー・アントワネット』、翌日に『パプリカ』を観に行きました。

『マリー・アントワネット』
ごたぶんにもれず、退屈を感じてしまいました。でもそれも仕方のないことです。実際に、宮廷(というか王妃)は死ぬほど退屈だったようですから。
そういう意味では、いい線いっていたんでしょう。でも、少し退屈な時間が長すぎました(はい。寝てしまいました)。
そこに面白さを見つけられなかった僕にも問題あるのでしょうが、それだったら、嫁ぐ以前のマリア・アントーニア時代、つまり、オーストリアの女帝マリア・テレジアの末娘としてかわいがられ、シェーンブルンをはじめとしたハプスブルク家の宮殿で自由奔放に暮らしていた頃とのギャップをいれてもよかったんじゃないかと、寝ていて後半ほとんど観ていなかった僕は無責任にも思ってしまいました。バスティーユ陥落も夢うつつのなかでした。もったいない。
主演の女優さんは、オーストリア女の、鼻のツンと上にむいた生意気な感じがよかったのですが(かわいいとは思わなかったけど^^;)、フェルゼン伯が北欧のヒトに見えませんでした。勝手な先入観でしょうか。ルイ16世はどのような描かれ方だったのかなぁ。国民から愛され、政治改革にも積極的に乗り出していた感じになっていたのかしら。。
撮影は実際のヴェルサイユ宮殿だったそうですので、そちらに興味のある方は面白いかも。

『パプリカ』
筒井康隆原作のアニメ。原作を読んで随分経っているので、細かな内容は忘れていて、あ。ここ原作と違う。などとイチイチ目くじらを立てなくてもいいので、ちょうどよい感じ。
ストーリーは、ある機械を使うと、他人の夢の中に入ることが出来て、その機能を使って心療治療が出来る、という話から始まって。。というもの。
原作にあった、専門用語を使った説明的な部分をばっさりと省き、それによってストーリーにスピード感が出てよい。とする向きもありますが、確かにシナプスがどうとか言ってはいましたが、もそっとキチンと入れといた方が荒唐無稽感が少なくなってよかったんじゃないかなぁ。と。
あちらを立てればこちらが立たず、ムツカシイですね。
声の出演は、いわゆる声優さんが大多数。それと、今敏監督作品には浅からぬ関係の大御所俳優の方だったり。総じて安心して観れました。主役の綾波○イ。よかったです。でも超天才おでぶちゃんがアム○だったので、違和感とまではいかないまでも。。な感じ。
目に突き刺さってくる色使いがよかったです。
テアトルタイムズスクエア。この劇場での最終日最終回、ってことで結構な入りでしたが、前座席が気にならず、大きなスクリーンもよかったのです。ただ、レイトショウなのに1800円とはこれいかに(TT。配給?側の問題なのかな。


and Peace!
# by hajimechan74 | 2007-02-09 11:14 | 舞台映画鑑賞
『ラブレター 蒼恋歌』
2006年12月19日。広澤葵さん出演の映画、「ラブレター 蒼恋歌」(トークショウもあるよ)に行きました。

映画上映の前のトークショウってことで、ネタバレにならないようにしなければならないので、どうしても喋るまえに一瞬考える間があったりして、なかなかにムツカシイものがあるように感じました。でも、天然なのかどうなのか、笑いもありつつ楽しく盛り上がりました。個人的には司会のヒトの緊張っぷりが楽しめました(すみません)。

映画は、うーん、もうひとつもふたつも。といったところ(多くは語りません)。
上映後、ホントは出ちゃダメヨ。と言われていたそうですが、こっそり葵さんも出てきてくれました。ありがとう。


and Peace!
# by hajimechan74 | 2007-02-08 23:55 | 舞台映画鑑賞
動物占いの進化(深化)版!マジカルインデクス
動物占いの進化(深化)版!マジカルインデクス_f0016204_2193093.gif

はじめちゃんさんは、
安定した人生の個性派「新月グループ きらきら組のこじか」です。

基本性格
どこかつかみどころのない謎めいた雰囲気がクールに見える夢追い人。仁義を通す一匹狼的な生き方を理想としている面もあり、悠然としながらも、クールに周囲を観察する目を持っている。本来は律儀で思いやりがある。
◆男性の傾向
男性は、束縛が嫌いで自由を求めるので、平凡な会社勤めには向かないかも。 

行動パターン
【新月グループ】良い人と思われたい
・真理を追究したいと考え、実績を積んで実力者になりたい人です。
・人から嫌われることがイヤで、人柄や品質を重んじます。

感覚パターン
【きらきら組】自然でいうと「水色の宝石」!オシャレなハートを持つ人です。
・デリケートで、目標を高く持つ繊細潔癖型。
・プライドが高く美意識が強い目立ちたがり屋でもあります。
・人と同じ事はしたくない気持ちが強く、何に対してもこだわり派です。

性格パターン
【こじか】安心と愛情がキーワード!話したいことは終わるまで止まらない?
・周りが気にして、面倒を見てくれる
・キレると怖い
・ナチュラリストである


め。面倒見てください。。


and Peace!
# by hajimechan74 | 2007-02-06 21:18
スーパーボウルXLI(その3)
(つづき)

第4Q、ハーフウェイ上からのコルツの攻撃。17-22と点差は5点。ベアーズディフェンスはここを頑張ってスリー&アウトに仕留める。コルツのパントはタッチバック(ボールがエンドラインを超える)となり、ベアーズは自陣20ヤードからの攻撃となる。
仕切りなおしたいベアーズオフェンス。ランプレイが出たかに見えたが、ホールディング(攻撃側の選手がディフェンスの選手を抱える、あるいは掴む)の反則で10ヤードの罰退。
しかし、ランで地域を挽回したあと、逆境を跳ね返す渾身のパスを通し、自陣38ヤードまで押し返し、1stダウン更新。その次のプレイ、右後方に浮かしたパスは相手ディフェンスエンド、ケルビン・ヘイデンの胸の中へ。そのままライン際をエンドゾーンまで駆け抜け、インターセプトリターンタッチダウン。ベアーズ、ロビー・スミスHCのチャレンジは、リターンを決めた選手の足が出ていたのでは、というものだったが、むなしくも失敗。残り11分44秒にして、痛い追加点を許すことになった。

ベアーズ 17-29 コルツ(4thQ 11分44秒)

12点差とはなったが、まだまだ逆転は不可能という状況ではない。ベアーズとしては、とにもかくにも、次の攻撃で得点がほしいところである。

コルツのキックオフはヘスターのところにいったが取れずタッチバックになり、ベアーズは自陣20ヤードからの1stダウン10。
いいパスは決めるものの、なんとこの試合ベアーズはもう何度目になるのか、残り9分55秒、インターセプトを喫する。キャッチしたのはボブ・サンダース。ベアーズのレシーバーは、コルツディフェンスを振り切っていただけに、QBグロスマンのミスリードが非常に痛いところである。
しかし、QBのレックス・グロスマンはレギュラーシーズン17試合で20のインターセプト。性能をいかんなく発揮しているといえば言えなくもない。強風で弾道が流れている、という可能性もないわけではないのだが。

替わってコルツの攻撃。相手陣40ヤード付近からであるが、残り9分、コルツQBマニングはこの試合始めてのQBサックを受ける。ベアーズディフェンスは、オフェンス陣に向けて無言の主張を続ける。まだ試合は終わっていないのだ。と。
そして、コルツオフェンスをスリー&アウトに封じ込めることに成功。コルツのパントは、ディレイオブゲームの反則を故意にとり、蹴りやすいポジションまで5ヤード下がって、ヘスターにフェアキャッチ(タックルなどをさせない代わりに、リターンもしない、というキャッチ)を余儀なくさせる。リターンをさせないための方策だ。

残り7分強。ベアーズは大事なドライブの開始である。タイムアウトが1つずつしか残っていないところ、ノーハドル(プレイの前の打ち合わせをしないこと)で少しずつリズムを取り戻しつつあるベアーズオフェンス。一度はフレッシュ(1stダウンの獲得)し、自陣48ヤードまで進んだものの、臨んだ4thダウンギャンブルはレシーバーのキャッチミスもあり実らず、残り5分5秒にして、攻撃権はその場所からコルツに移る。
ランプレイで前進するとともに時計を進める。試合の前半はアダイ、後半はローズの両ランニングバック(RB)を上手に使い分け、確実に進んでいく。

第4Q、ベアーズ陣15ヤード付近まで進んで2ミニッツウォーニングを迎える。ここまで相当のプレイタイムを耐えてきたベアーズディフェンスだったが、1分49秒。最後のタイムアウトを使って時計を止めるのがやっと。コルツは4thダウン6からフィールドゴールをけらずにギャンブルに行く。ランプレイで時計を進め、深いフィールドポジションを保ったまま、残り1分42秒、ベアーズの攻撃に替わる。

残り0分23秒。ベアーズの攻撃が続く中、トニー・ダンジーHCの頭には、長いシーズンに1人だけ、スーパーボウルを制したHCただひとりが浴びることの出来る、スポーツドリンクシャワーが降り注ぐ。ファンの声援もひときわ高くなる。後は、カウントダウンを迎えるだけ。5,4,3,2,1,0!インディアナポリス・コルツ、36年ぶりのスーパーボウル制覇の瞬間である。

師弟であり親友であるトニー・ダンジーHCとロビー・スミスHCはともに歩み寄り、抱き合い、お互いの健闘を称えあう。ベアーズディフェンス、アーラッカーは胸を張り、フィールドを後にする。不遇の時代をともにした、ダンジーHCとQBマニングは肩を抱き合い、遂に成し遂げた喜びを分かち合う。

表彰式。栄えあるビンス・ロンバルディトロフィーを運ぶのは、マイアミ・ドルフィンズのHCを長年勤めた、もうひとりのマイアミの英雄、ドン・シューラ。グリーンベイ・パッカーズの名HCの名を冠したトロフィーが、トニー・ダンジーHCの手に。タンパベイ・バッカニアーズ時代、育て上げたチームを去った翌年、そのバッカニアーズがスーパーボウルを制覇する、という不遇を味わったHCは遂に栄光をその手にし、スーパーボウルを制した初めてのアフロアメリカンとなったのである。

父アーチー・マニングもQB、弟イーライ・マニングは現役のニューヨーク・ジャイアンツQBである、インディアナポリス・コルツ、エースクォーターバック、ペイトン・マニングが第41回スーパーボウルMVPを獲得した。いつの日か、この大舞台での兄弟対決が実現する日が来るかもしれない。



今シーズン最後のゲーム、オールスターゲームである「プロボウル」は、日本時間2月12日。キックオフである。


and Peace!
# by hajimechan74 | 2007-02-05 21:00 | スポーツ
スーパーボウルXLI(その2)
(つづき)

後半、3rdQは、ベアーズのキックオフ、コルツのリターンで始まる。
まずまずのリターンを見せ、自陣40ヤード付近からの攻撃開始。

リードしている、そして雨ということもあり、ラン中心で攻め時間を消化しながら残り7分30秒。フィールドゴール圏内まで攻め込む。コルツ、トニー・ダンジーHCのチャレンジは、ベアーズディフェンスがフィールド内に12人いたのでは?(通常は11人)という申し立てであったが判定は覆ることなく、タイムアウトを1回減じられる。しかし、コルツのフィールドゴールは、少々危ない場面もありつつも成功し、3点追加。コルツはリードを広げる。 

ベアーズ 14-19 コルツ(3rd 残り7分30秒)

コルツのキックオフは、執拗にヘスターを避け、グランドキック。30ヤード付近からのベアーズの攻撃となる。
ポンポンと1stダウンを獲得し、攻撃のリズムが出てきたかと思われた矢先、QBグロスマンがサックされ10ヤード以上のロス。そして、続くプレイでは、この試合2回目の、センターとのスナップ連携ミスによるファンブル。ターンノーバーこそなかったものの大きくロスし、パントへと追いやられる。

3rdQ残り5分23秒。コルツの攻撃はRBドミニク・ローズのロングゲインで相手陣30ヤード付近まで近づき、次のプレイではディフェンスのグラスピングフェイスマスク(フェイスマスクを掴む)という反則でゴール前10ヤード。そして続く攻撃でゴールまであと2ヤードと迫るがタッチダウンには至らず、フィールドゴールへ。3点決めれば8点差、1プレイで獲得できる最大の点差まで広がる(タッチダウンで6点。その後のトライフォーポイントで2ポイントコンバージョンをすれば2点で、計8点)。
フィールドゴールが成功したところでラフィン・ザ・キッカー(蹴り終わったキッカーへの暴力行為)の反則があったが、コルツはペナルティディクライン(反則を適用しない)。3点追加により、着実に点差を広げていく。

ベアーズ 14-22 コルツ(3rdQ 残り3分16秒) 

コルツのキックオフ。相変わらずのグランドキックであるが、コルツキッキングチームにアンネセサリィラフネス(必要以上の暴力行為)の重い反則があり15ヤードの罰退。ベアーズは3rdQ残り2分30秒、相手陣40ヤードと絶好のフィールドポジションからの攻撃となる。しかし、1stダウンを1回獲得したにとどまり、向かい風の中、ボールオン26ヤード、44ヤードのロングシチュエイションのフィールドゴールとなる。ベアーズのキッカー、グールドは低い弾道で確実に決め、点差を縮める。

ベアーズ17-22コルツ (3rdQ 残り1分14秒)

コルツの攻撃。3rdQ残り30秒、パスの成否をめぐって、再びコルツ、トニー・ダンジーHCのチャレンジ。今度は判定は覆り、パス成功。次のプレイで1stダウンを獲得し、このまま3rdQは終了。
第4Qを残し、ここまでの得点経過は以下のようになる。

コルツ   6 10 6    22
ベアーズ 14 0 3    17


(つづく)


and Peace!
# by hajimechan74 | 2007-02-05 20:05 | スポーツ