12月6日~。広澤葵さん出演の舞台、「偽伝、樋口一葉」を観に行きました。”~”となっているのは、えーと、都合5回観に行ったからです。
日記を公表しますか。これは樋口一葉という稀代の小説家の貴重な記録となるはずです。斉藤緑雨(さいとうりょくう)が一葉の妹・くにに説明する場面から舞台は始まる。 キミには才能がある。才能ですか?本当に?どのような?言ってみて!編集者(らしき?)男に詰め寄る美貌の女。だがしかし、男は女の書いたものには触れずに外見のことばかりを口にする。失望した女は捨て台詞とともに、男の元を去る。 中島歌子の主宰する歌塾「萩の舎(はぎのや)」では、一葉の姉弟子にあたる田辺歌圃(たなべかほ)が小説をものし、高額の原稿料を得たというもっぱらの評判である。この話を聞いた一葉は家に帰るなり、妹・くにと結託し、母・多喜を説得しにかかる。 「歌圃さんたら小説を書いてずいぶんと原稿料をもらったそうよ」 「そうなのおねぇちゃん。で、一体いくらなの?」 「確か、33円と言っていたわ!」 「奈津、あなたも小説を書きなさい!」 今まで女には学問など必要ない。と頑なに言い続けてきた母・多喜の、手のひらを反したような対応にびっくりしながらも、一葉(戸籍名:奈津。なつ、夏子などとも呼ばれる)は、ついに小説家への道を一歩踏み出した。 しかし、樋口家の窮乏状態は相変わらず。この時すでに家長であった一葉は、スタバで男談義に華を咲かせている友人達のもとへ、出版社の人間、あるいは小説家、ようするに後ろ盾を紹介してほしい、と恥ずかしながら願い出る。 半井桃水(なからいとうすい)、斉藤緑雨は東京朝日新聞の小説記者。この日も、仕事の早い半井桃水は、緑雨の終わるのを待って、夜の街へと繰り出すのだった。 芸妓・お力(おりき)は仲間にからかわれる。あんなに頻繁に送っていたゲンさんへのメール、最近出してないようじゃない、どうしたの。いえいえただの営業メールですよ、営業メール。 斉藤緑雨は、酒の席にて半井桃水を指して、早すぎる。と評する。早すぎるのは困りもの!と女達は嬌声をあげるが、緑雨は意に介さず続けて言う。仕事にも女に対しても、なにしろ早すぎる。そんなに生き急いでどうするのだ。一体、どこに向かっているのだ。と。 妻・もとこの余命はあと一年。韓国の地で、医者から告げられる半井桃水。もとこの身体を抱き、呆然とする。 家に帰るときく子が来ていた。挨拶も早々に自室に帰ろうとする夏子を、妹・くにが呼び止める。おねえちゃん、きく子さんが小説家の先生を紹介してくださるんですって。えぇそう、小説家ですのよ。それもイケメン小説家。本当に?ねぇ、きく子さん、本当に小説家の先生をご紹介くださるの?本当よ、ホントウに、イ・ケ・メ・ン!うふふふふ!! (つづく) and Peace! #
by hajimechan74
| 2007-01-30 17:34
| 舞台映画鑑賞
1月2日。朋加さん撮影会。
昨年の撮りおさめが朋加さん、そして今年の撮り初めが朋加さん。 って、昨年の分はまだ記事書いてませんね。ちなみにクリスマスイヴだったりしました。 そのうち書きましょう。と言ってる間に忘れそうだ。やばいやばい。 で。今年最初は晴れ着での撮影会。うつくしぅございました。少々天気は曇り空でしたが、それでもうつくしぅございました。振袖に、白いもこもこふわふわけばけばを襟にまいて、破魔矢をもって。。お正月ですねぇ。思わず寒空にむかって、「は~まや~!」と叫びたくなるところをぐっとこらえました。 野外の撮影のとき、お年玉ほし~ぃ。と言っていた朋加さんに、スタジオへの移動途中にコンビニで仕入れたお年玉袋に45円を入れて。しじゅうご縁がありますように。という願いを込めました。やっつけですみません。 3部構成のこの日は、4部という名の新年会。前日に、「明日の4部参加予約します」なるメールも頂きまして、年末の忘年会に引き続き、賑わいました。 この日撮った振袖姿を、一部の方むけ年賀状とさせて頂きました。でも差出人名を書き忘れたようです。優しく微笑んだ美しきをとめのプリントされた差出人不明の年賀状を受け取られて訝っている方、それは私です。今年もよろしくお願いしますm(__)m and Peace! #
by hajimechan74
| 2007-01-24 15:04
(つづき)
第4話。「笑う恐竜」。 資金繰りの苦しい山里村恐竜センターの存続をめぐるあれこれ。 職員たちは、センターを訪れた見学者にもっと楽しんでもらおう。と、いや、そのもうひとつ前の段階、とにかく見に来てもらえるようにしようと、アトラクションを考える。しかし、その出演者の主任研究員の相手役公募に応募してきたのは一風変わったおじいさんただひとり。どこかで見たことのある顔であり、館長と呼ばれているその横顔には見ようによっては威厳が漂う。もしかしたら名のある博物館の館長でわ?というセンター員の推測はちょっとオイトイテ。 そして今日はNPO法人「うぐいす会」のお歴々が見学に来る予定。これがうまくいけば資金援助も望めるかもしれない。主任お願いしますよ。 黒いスーツにかぶき揚げの袋を手にしながらの登場は、うぐいす会会長(女性)の息子である花島広樹。20代後半のスラリとした好青年。しかし、少々おぼっちゃま育ちのように見受けられる。 対するは、センター主任研究員、谷口正雄。恐竜研究に携わり20年も経ちましょう、曲がったことが大嫌い。 で、まあ、主任も研究者として譲れないところとかあったりして、事務方に、もうホントお願いしますよ。などと言われながら、折衝?やら説明?にあたるわけです。 で、そこに津嘉山るり子(津留崎夏子)さんが登場。余談ですが、役名と役者名がなんかちょっとずつ似ているんですって。で、このるりちゃんが、主任の幼馴染であって、うぐいす会のメンバーの上、花島弘樹クンの婚約者でもある、かわいらしい子な訳です。それはさておき(これも置いちゃうのかい!?)。 センター側としては、ニセの化石(これはバイトくん?が作った傑作!)を埋めた場所にうぐいす会の会長、実はここ最近声を発することができなくなり、2年ほど手話で意思の疎通をしているのですが、その会長を案内します。そこで、化石発掘の面白さを知ってもらおう。という訳です。もちろん主任は反対するのですが、でももう背に腹はかえられない!ってことで、事務方主導で発掘体験を行ってしまい、あにはからんや、会長も大層喜びました。やあ、うまくいった!と思ったのも束の間、少々(バイトくんもはりきりすぎて)やりすぎて、世紀の大発見的化石になってしまい、さあ大変。 で。結局どうなったかというと、うぐいす会の花島弘樹クンの部下で、いろいろとうるさくセンターに対して批判的に振舞っていた男が、この界隈を一大レジャーランドにしたいと企んでいる、いわゆる敵側の人間だったことが判明し、すべてはヤツが悪いのだ!という結論。うぐいす会はるりちゃんの活躍(とりなし?)でセンターに援助をすることを約束し、うぐいす会会長は、ただ手話の練習をしたくて喋らなかっただけだったことが判明。そして、役者公募にきていた館長は、味だけはとにかくマズイ!と評判の駅前にあるらーめん館の”館長”でしたとさ。おしまい。 えーと、結局どういう結末になったのか忘れてしまいました^^;。やっつけ仕事感満載ですね。これでは、脚本を書かれた方にも出演されたかたにも、ホントに申し訳ありません。どうもすみません。 実際は、きちんとした筋があり、無理もなく、ちゃんとお芝居になっていました(あたり前か)。そして、この日上演された4本の中でも一番面白く感じました。 あー。これって11月24日の話だったのか。ちょうど2ヶ月。。。 and Peace! #
by hajimechan74
| 2007-01-24 10:56
| 舞台映画鑑賞
こんなところから。 こんなところを通っていくと。 えーと。。。 こうなって。 こうなって。 こうなります。 と。 最近のコンデジは、画像サイズを眼レフで撮ったみたいにかえられるのね。 and Peace! #
by hajimechan74
| 2007-01-23 23:46
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